大の里の中学高校時代まとめ！海洋高校相撲部監督の田海哲也とは？

石川県出身の力士、横綱大の里。

１２歳から親元を離れ、糸魚川市の中学高校の相撲部で寮生活を始めました。

この６年間指導したのが、海洋高校相撲部監督の田海哲也さんです。

今回は大の里の中学高校時代にスポットをあて、紹介していきます。

大の里プロフィール

大の里の中学時代

小学校卒業後、大の里は新潟県の糸魚川市立能生中学校に相撲留学をしました。

石川県を離れることで、周囲から「裏切り者」と言われたつらい過去があります。

大の里は中学３年のとき白鵬杯で優勝しました。

この頃、大の里の身長は１８０ｃｍまで伸びていたそうです。

大の里の高校時代

中学を卒業した大の里は、新潟県立海洋高校に進学しました。

海洋高校は全国屈指の相撲強豪校です。

大の里は中学高校の６年間、海洋高校相撲部の総監督である田海哲也さんの自宅に住み込みで指導を受けていました。

　　　　　　　　　　画像引用：TBS NEWS DIG

田海監督の奥さんは調理士と栄養士の資格をもっており、大の里は当時１日５食を摂っていたそうです。

大の里は高校１年のインターハイで準優勝を果たしています。

また高校３年のとき主将として団体戦での全国優勝に貢献しました。

高校時代の大の里は携帯電話も持たず、「すべてを犠牲にして勉強と稽古に打ちこむ日々」を過ごしていました。

海洋高校相撲部監督の田海哲也とは？

　　　　　　　　　　画像引用：TBS NEWS DIG

大の里を中学高校の６年間指導したのが、海洋高校相撲部監督の田海哲也さんです。

田海哲也監督は自身が経営する「かにや旅館」を、能生中学と海洋高校の相撲部員の寮として提供しています。

もともとは田海哲也監督の妻である恵津子さんの実家でした。

田海監督は大の里のことを当時「相撲好きで研究熱心なところが才能だ。絶対に強くなる！」と思ったそうです。

また大の里は中学時代、成績が伸び悩んだ時期がありました。

そんなときも、すぐ指導せず大の里自身が気づくまで辛抱強く時間をかけて育てられてきたのです。

本人が基本的な反復練習やトレーニングを繰り返していくことで修正していく方がいい。

そのほうが時間はかかるが「本当の力が身につく」と考えていました。

まとめ

中学高校時代をすべて相撲に捧げてきた大の里。

公立高校ゆえに、稽古時間は他の強豪高校に比べて短い時間でした。

しかし、田海哲也監督の厳しくも情熱ある指導と、集中した濃密な稽古により強くなりました。

横綱大の里のこれからの活躍に期待したいですね！